灼熱のマレーシア植林記「現地での食事編」
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現地で長年農業指導をされ今回の植林活動でもお世話いただいた日本人講師の話でその謎が解けた。
「今、目の前にしているジャングルは外来種(アカシア・マンギウム)によって作られたもの。この木には毒性があり虫たちが寄ってこない。したがってそれをエサとする小動物もこない。森での生物多様性が失われた結果、人の立ち入ることの難しいジャングルになってしまった」との事。
また落ち葉(正確には葉ではないが)にも毒性があり微生物が分解しないため、足元にはアカシア・マンギウムの枯葉?がたくさんある。
しかもコレに一旦火がつくと深刻な森林火災を招き、せっかく植林した苗木までをも焼き尽くしてしまうので、植林(今回は在来種のフタバガキを植林)以外にも苗木が育つように下草刈りやアカシア・マンギウムを枯らすために木の皮を剥ぎ取る作業など、本来のバージンフォレストに戻すためには様々なメンテナンス
が必要であること、すなわち継続することこそ重要なのです。
←この写真、よく見ると左右対称であるはずの葉脈がないのが分かる。ニセ葉っぱなのである。
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いよいよ本格的な植林作業が始まった。朝8時にホテルを出発し現地へ。今日はバスがスタックした道をトラックの荷台に乗ってベースキャンプへ向かう。
荷台から突き上げる振動がなぜか心地いい。同乗した皆も同じように感じていたはずである。
そこにはラインNOとラインに植えるべき苗木の本数が書かれているだけである。本数だけを頼りにジャングルに入る。思った以上に急な斜面だ。しかも奥が見えないほど深い。先陣を切る我が班のオレンジ隊長はどんどんと奥へ突き進んで行く。
「まだあるの~?」と思わず声を掛ける私。すると底の方から「まだまだあるよ~!」と隊長の声。「仕方ない行くか!」しかしこのジャングルなんだか様子がおかしい。ジャングルにいるはずの虫や鳥などあまり見かけないのだ。
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ホテルでの朝食を同室の方と一緒に取りながら少し緊張がほぐれてきた私。いよいよ今日から植林がスタートする。まずはマングローブクルーズだ。ここではマレーシアでのマングローブの必要性、森の生物多様性などについて会社の環境本部から説明を受ける。
なおクルーズでは期待していた巨大ワニも天狗ザルも見かけることは無かった。見かけたのはボートに乗ってカニを取るローカルの漁師のおばちゃんである。なんだか楽しそうに家族で漁をしている。
クルーズも終了しバスはいよいよ植林地へと進む。聞けばここ(クルーズの場所)から近いらしい。2台のバスに分乗した我々は一路ジャングルへと向かうのである。しかし、ここで私の観光気分かいっぺんに吹っ飛ぶ事件が起こった。バスは舗装した道路からいつしか悪路へと変っていた。車窓から見える風景もまさにジャングルっぽくなってきた時それは起こった。突然前を行く2号車がスタック。何度と無くエンジンを吹かし何とか脱出。しかし続く1号車もやはり同じ場所でスタック。2号車がかき回した悪路を1号車は登れなかったのだ。
我々はベースキャンプまで30分歩いていく事になったのである。
なんとかベースキャンプに辿り着いた我々の足元は既にドロドロ。
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コタキナバル空港での入国審査を終えた一行は、バスに乗り込み団結式会場のカンポンネラヤンに到着。
ここで初めて同じ班のみんなとテーブルを共にすることになる。まず今回の植林ボランティア団の団長が挨拶。その後少し緊張気味の夕食がスタートすることになる。
食事もいい感じにいき渡ったころ、参加者全員の自己紹介が始まった。まず私のいる1班から。すぐに私の順番だ。イマイチ場の雰囲気にも慣れていない私は正直に今回の参加目的について語ったのである。そう「観光にきました!」と。
ふと外のステージに目をやる。そこでは民族舞踊が踊られていた。
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四国香川から集合場所の成田までが既に旅である。当日早朝の
そして
を乗り継ぎ成田に10時過ぎに到着。集合時間にはまだ少し時間があった為その辺を適当にうろついた。実は今回が初成田の私。 北ウイングをみて中森明菜の北ウイングを口ずさむ。![]()
完全に植林そっちのけのお昇りツーリスト
である。そうこうしているうちに集合時間の11時半となった。集合場所に着くと会社の
を掲げた一団が既に出来上がっている。事前に参加者名簿をもらっていたのでホテルで同室になる人ってどの人
?同じ班の人たちってどんな感じなんよ
?と一人で考える本当は人見知りな私。空港での簡単な説明の後チェックインを済ませ一度解散。
まだ参加者全員が様子を探り合いつつ?微妙な空気のまま一行を乗せた飛行機はマレーシア・コタキナバル空港へと飛び立ったのである。
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マレーシア
に行ってみたい
それだけで今回参加を決めた私。
特にマレーシアに対し知識
があるわけでも植林
に対して確たる想いがあるわけでもなかった。ただ観光用のガイドブック
だけは手元にある、そんな状態だった。一方相方の同僚Tはと言うと、11月に行われた社内イベントの「直島の植林」に参加し植林の大変さも既に体験済みらしい。そんな彼からのアドバイスを受け用意したのが「グリップ付きの軍手(防水タイプ)、泥まみれになっても平気な靴や服、帽子、カッパ、虫除けスプレーなど」現地で捨ててきても惜しく無い一通りの植林グッズ。この時はまだこれらが活躍するなんて思ってもみなかったのだが…
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投稿記事200件達成を勝手に記念して先日行ってきた
「マレーシア・ボルネオ島での植林ボランティア」について不定期になると思いますがアップしていこうと思います。この文章は会社
に提出した報告書
を一部ブログ用に手直したヤツです。
では「キッカケ編」からスタート。![]()
それはある朝の事だった。その日私はいつものようにPCで社内掲示板を眺めていると「マレーシア植林ボランティア募集」の記事に目が留まった。何気なくその記事を読んでいる時デスクの内線が鳴った。
「なおっさんマレーシア行きませんか?何か分からんけど面白そうでしょ!!」と妙にテンションの高い声。 そう、今回一緒に参加することになる同僚のTだった。「あぁ、こいつもオレと一緒か?」と私。‘植林’のフレーズなど一切見えていない。ただ‘マレーシア’と言う言葉だけに反応していたのだ。
私自身旅行が趣味で毎年どこかしら旅行に出掛けている。今年も既に8月に家族旅行に出掛けたばかりだ。ただここでは家族旅行のため安全第一。観光にショッピングと何か物足りない旅になってしまう。しかし今回のマレーシアは違った。詳細を確認するとマングローブクルーズに熱帯雨林のジャングルでの植林作業。心の琴線に触れた。「これはきっと面白いに違いない、いつもの旅行では味わえない何かがあるはずだ!」ジャングルではオランウータンに天狗ザル、マングローブクルーズでは巨大ワニに遭遇するのでは?!そんな妄想が同僚Tとの会話の最中に頭の中をぐるぐると駆け巡る。返事はもちろん「YES!!」である。ただの思いつきで誰に相談をするでもなく…
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